介護業界は年齢不問!

介護というと、身体介護ばかりで腰を痛める、腱鞘炎になるといった介護者側の体が丈夫でないと務まらないというイメージから若い人しか働けないと思う人もいます。実際には、介護業界の仕事も種類が多く身体介護ばかりが仕事ではありません。

例えば、ケアハウスや軽費老人ホームといった施設では入所できるのは身の回りのことが自分でできるという人たちのみです。介護者は主な仕事は居室の掃除や洗濯といった身の回りのお世話が中心です。身体介護をすることもありますが、骨折して一時的に車いすを使用することになったというように、特別な事情が発生した時のみになります。常時介護が必要な状態になると、老人保健施設や特別養護老人ホームへの移動になるため身体介護をすることはあまりありません。

他には、ケアマネージャーや生活相談員といった相談職もあります。相談職は基本的には現場には出ずに利用者や家族の相談を受け、サービス調整等行うため、身体介護をすることはありません。必要に応じて送迎に出ることもあり、その時に車の乗り降りで介護をする程度です。

このように、介護業界も職種や施設によって仕事の内容が異なります。体力に自信がないとう人であっても、ケアハウスや軽費老人ホームのように身体介護を行わない施設やケアマネージャーや生活相談員といった相談職を選ぶことで働き続けることができます。介護業界に限らず、年齢に関係なく仕事ができる業界はたくさんあるので転職・求職の際は調べておくと良いでしょう。